2012年8月19日日曜日

「ノルウェイの森から」
私,今それ以外のこと考えられないの。
次は屋上に決まっているでしょう。

どうしてあなたってそんなに馬鹿なの?会いたいにきまっているでしょう?だって私あなたのことが好きだって言ったでしょ?私そんなに簡単に人を好きになったり,好きじゃなくなったりしないわよ。そんなことも分かんないの?

私とあなたの関係のことよ。つまりね,私,あなたといるときの方がだんだん楽しくなってきたのよ。彼と一緒にいるときより。そういうのって,いくらなんでも不自然だし,具合が悪いと思わない?でもね,あなたってなんだか特別なのよ,私にとって。一緒にいるとすごくぴったりしてるって感じするの。あなたのことを信頼してるし,好きだし,放したくないの。要するに自分でもだんだん混乱してきたのよ。それで彼のところに行って,正直に相談したの。どうしたらいいだろうって。

あなた頭おかしいんじゃないの?なんでそんなこと分かんないのよ。なんでそんなことを訊くのよ。

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