作業していたら、Fさんに声をかけられる。
成形のことでWさんから相談を持ちかけられたとのこと。
Fさんは若干、いや、あからさまに自分の技術をひけらかそうとする悪い癖がある。
今日もこれがでた。
「いや、協力してあげてもいいんだけど、見返り俺にはないじゃん?」
自分を何様だと思っているのだろう。
自分が得られたその技術は会社その見返りを払って得られたんでしょ?
自腹で得た技術ではないんでしょ?
それを身につけたFさん、それは技術者として尊敬する。
ただし、それは個人的な見返りを求めて協力する、しないを議論する次元のものではないんだ。
それも分からないのか。
腹が立つのを飛び越えて、こんなことも分からないのか。
とレベルの低さに気が遠くなりそうだった。
私の答えはこうだ。
「私からの見返りは期待できません。なのでそういう気持ちならば、ご協力いただなくて、結構です。」
自分にしかできないと考えるのは、本当に、本当に愚かなことだ。
ただ一つWさんが成形について、本気でどうにかしようと考えてくれていることに、本当に、本当に感謝だった。
これまで上手くいかなかった部分は成形の部分だと確信している。
現実をちゃんと真っ直ぐみている。
これを知れたことは本当に、本当に嬉しかった。
私のところもがんばって作り上げよう。
と、思えた。
それだけは感謝。
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