2016年4月4日月曜日

20170404 112日目

赤ちゃん。
柔らかな髪の毛。気持ちが優しくなるいい匂い。おっぱいを吸う小さな小さなアヒル 唇。
愛しくて、愛しくて、ぎゅーっと抱きしめ続けたくなる。
私を見たときのぱあっと華やぐ笑顔。
体がとろけそうになる。
幸せそうな寝顔。
この寝顔を見続けているとふっと、この現実に胸がドキドキすることも。
たまらなく嬉しくなることも。
この子を抱いて歩いているとふと、
「ここに可愛い可愛い赤ちゃんがいます!みんな見てください!」
と叫びたくなることも。
この子の幸せを祈るのはもちろんのこと、どうしたら私の今の愛情をこの子に伝えることができるか、いつも考えてしまう。
だけど伝えたいって気持ちは完全に私の自分勝手な気持ちである。

私のお腹の中で静かに過ごしてきて、39週と4日でこの世に生まれてきてくれた。
生まれた途端、明るすぎる果てしない大きな空間に投げ出され、寒い、暑いがあり、その上食事(お乳)も自分の力でとらなければならない、そんな過酷な世界に適応してなくちゃならない。
そりゃ、生存本能が不安にさせるよ。
泣いちゃうときもあるよね。
私だって、病院でベビーベットの上で看護師さんたちに囲まれてワンワン泣いているこの子を見て、「もうやめてあげて!」と心の中で叫んで私まで涙が出そうになったっけ。

安心して。あなたを生んだ私が、大切に大切に育て上げるから。全幅の信頼を持ってくれていいんだよ。
あなたがこの世の中で一番安心できる場所になれるように。
子育ては親育て。まだまだ未熟な母だし、いっぱい壁にぶつかることもあるけれど、一緒に成長していこうね。

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